はこそだて

函館から新鮮な情報をお届けします

函館で暮らす家族のための防災ガイド

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函館に住んでいると、地震、津波、洪水、土砂崩れなどの自然災害に遭う可能性があります。

特に子どもがいる家庭の場合、子どもの安全を第一に考えて、万が一の場合に備えて事前にできる準備はしておきたいですよね。

今回は、函館での災害時に役立つ情報、家族でできる備えなどをご紹介します。

函館市の防災情報

函館市の防災に関する公式ウェブサイト

函館市市政ポータルサイト

【アクションメニュー】安全に備える<一覧> | 函館市

災害対策についてや、避難場所など災害時に必要な情報がまとまっています。

函館に住んでいる方は、一度目を通しておくと良いと思います。

函館市ANSINメール

配信内容

  • 安心・安全情報(不審者情報、食中毒警報など)
  • 消防出動情報(消防車の出動情報など)
  • 災害緊急情報(災害時の避難指示情報など)
  • 緊急市政情報(市道通行止め情報など)
  • 企業局交通部情報(市電運行障害情報など)

※配信を希望するカテゴリ(分野)は選択できます。ただし、全国瞬時警報システム(通称・Jアラート)で受信した緊急情報については、カテゴリに関係なく利用者全員に配信されます。

引用:函館市ANSINメール | 函館市

災害情報だけではなく、不審者情報や食中毒警報、消防出動情報など、函館市民の安心安全にかかわる情報を配信しています。

次にご紹介する「函館市公式LINE」でも同様の内容を受信することができます。

函館市公式LINE

最近リニューアルし、より使いやすくなった「函館市公式LINE

友だち登録することで、函館市ANSINメールの内容をLINEで受け取ることができます。

ハザードマップの活用方法

函館市のハザードマップはWEBで公開されており、いつでも確認することができます。

函館市の行政機関でも配布しているので、最新版を常に自宅に保管しておきましょう。

函館市防災ハザードマップ Web版

函館で考えられる自然災害は、地震、津波、洪水、土砂があります。

自宅や職場付近の避難所を確認しておき、万が一の際に速やかに避難できるようにしておくことが大切です。

特に、津波災害警戒区域にお住まいの方は、津波の際の避難場所と避難経路を家族で確認しておきましょう。

避難時の持ち物リスト(大人用、子供用)

防災グッズの例

大人用持ち物リスト

  • 水: 1人あたり1日3リットルを目安に。
  • 食料: 3日分を目安に。カロリーメイト、乾麺、レトルト食品など、長期保存できるものがおすすめ。
  • 寝具: 毛布、寝袋など。
  • 衣類: 下着、上着、靴など。季節に合わせて調整しましょう。
  • 衛生用品: 歯ブラシ、歯磨き粉、タオル、ウェットティッシュ、トイレットペーパーなど。
  • 医薬品: 常備薬、絆創膏、体温計など。
  • 貴重品: 現金、キャッシュカード、保険証、免許証など。
  • 携帯電話: 充電器、モバイルバッテリー。
  • ライト: ヘッドライトや懐中電灯。
  • ラジオ: 災害情報を得るために。
  • ビニール袋: ゴミ袋、防水用など。
  • 多機能ツール: ハサミ、カッターナイフなど。

 

子ども用持ち物リスト

  • 水: 大人と同じく、1人あたり1日3リットルを目安に。
  • 食料: 子供が好きなお菓子や非常食。
  • ミルク: 粉ミルクを使用している場合は、哺乳瓶、お湯など。
  • おむつ: 十分な枚数。
  • 着替え: 下着、上着、靴など。
  • お気に入りのおもちゃ: 1~2個。
  • おしゃぶり: 必要であれば。
  • 哺乳瓶: 必要であれば。
  • 離乳食: 必要であれば。
  • おやつ: エネルギー補給のために。

 

その他

  • ヘルメット: 頭部を守るために。
  • マスク: ほこりやウイルス対策に。
  • 眼鏡: コンタクトレンズを使用している人は、眼鏡も用意しましょう。
  • メガネケース: 眼鏡を保護するために。
  • 貴重品を入れる袋: 防水性の高い袋がおすすめです。
  • 薬手帳: 持病がある方は、必ず持参しましょう。

北海道胆振東部地震の教訓から学ぶ

停電のイメージ

2018年の北海道胆振東部地震では、地震発生後、函館市を含む全道が停電になりました。

当時私が住んでいた場所は、停電2日目で復旧しましたが、いつ復旧するかわからない中暗闇で生活するストレスを強く感じました。

大人でもストレスを感じる状況で、赤ちゃんや小さい子どもがいたら、どれだけ不安だっただろうかと、親となった今感じています。

ガスコンロがあったので、カップ麺を食べて空腹をしのいでいましたが、ずっと同じカップ麺を食べているのも精神的につらかったです。

非常食も色々なバリエーションを用意しておくことが重要だと感じました。

 

北海道胆振東部地震は9月だったので、函館は冷暖房なしでも過ごせましたが、これが真夏や真冬だったらどうでしょうか。

最近の夏はエアコンがないと熱中症の危険がありますし、冬は寒さで体調を崩してしまう可能性があります。

寒さ対策に関しては、灯油ストーブがあれば暖をとることができます。

難しいのが暑さ対策で、エアコンでも扇風機でも電気がないと使えないですよね。

ポータブル電源を使用して扇風機やサーキュレーターを動かしたり、車のエアコンをつけて車内で過ごしたりするのが良いでしょう。

子どもと一緒に学ぶ防災

子どもにわかりやすく防災について教えるには、以下の方法がおすすめです。

防災絵本や動画の活用

国土交通省の防災学習ポータルサイトでは、防災について学べる子ども向け動画が多数公開されています。
未就学児のお子さんであれば、寝る前の絵本タイムで防災を学べる絵本を読むのも良いですね。

防災ゲームを取り入れる

楽しく防災を学ぶことができるゲームもおすすめです。
親子でできる防災カードゲームもあります。

水管理・国土保全:防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」 - 国土交通省

【防災シミュレーター】震度6強体験シミュレーション : 防災情報のページ - 内閣府

親子で一緒に防災グッズを選んだり、防災訓練に参加する

子ども用の防災セットも売られているので、お子さんと一緒に選んでみてはいかがでしょうか?

また、2024年10月6日(日)に緑の島にて「函館市防災フェスタ2024」が開催されます。
放水体験、ARを活用したリアル浸水体験、災害時に活躍するクルマの展示や防災グッズ展示などが行われます。
防災について考えるいい機会になると思うので、ぜひ親子で参加してみてください。

まとめ:家族みんなでつくる、安心できる暮らし

自然災害はいつ起こるかわからないものです。

だからこそ、いつ起きても冷静に対応できるように準備しておくことが大切です。

今回ご紹介した情報を参考に、家族みんなで防災について考え、対策を進めていただけたら幸いです。

 

 

 

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